人生という花火

暗がりの天井の下で
生ぬるいサウナに浸かる私
私の体が汗をかけば
飲みかけのペットボトルも汗をかく
そのボトルに差し込んだ明るい光
今年も夜空に開き輝く数々の花火達

まーるく開く花火
上から垂れ落ちる花火
縦横に広がる花火
四方八方に散らばる花火
いろいろな手法で我々の目を楽しませてくれる花火
だけど一瞬で散ってしまう花火
我々の残像にはずっと生き続けるけれど
現場に咲いた花火は瞬く間に消えてしまう

人生も一秒一秒様々な出来事が
この花火達のように生まれては消える
そして誰でも最後には
人生という大きな大きな花火も消える
だからこうして生きている限り
一秒一秒自分なりに最高の花火を咲かせたい
時には不発の時もあるかもしれないけど
魅力ある花火をいっぱい咲かせるさ

きれい 大きい 素晴らしい
いろんな花火を見ては出てくる形容詞
切ない あっけない たまらない
五十路の私が花火を見ると出てくる形容詞